鯛出汁ラーメン専門店「真鯛らぁめん八十八YASOHACHI」さんを取材しました。
間借り営業という形で2024年4月6日にオープンした同店は、落ち着いた雰囲気で女性にも人気のラーメン屋さん。鯛のスープをベースにした3種類のラーメンやセットで鯛茶漬けも楽しめます。
店名の「八十八」は、オーナーの誕生日が8月8日であること、同店が扱っている商品が縁起物の鯛であることから、末広がりで縁起の良い数字とされる「8」を採用。
ただ、8を並べた88はお店のイメージには合わないと思ったそうです。そこで、いろいろと調べるなかで八十八で「やそはち」と読むことを知り、「真鯛らぁめん八十八YASOHACHI」という店名にしたそうです。
お店を始める前から長年にわたって飲食の仕事をしていたオーナーですが、ラーメン業態に携わるのは今回が初めてとのこと。
「40歳という節目で一番難しいとされているラーメン業態にチャレンジしようと思いました」とオーナー。
ラーメンといえば豚骨や醤油などさまざまな味がある中で「鯛出汁ラーメン専門店」としてオープンを決めたのは、宮崎には魚出汁のラーメンがないこともあり、「新たなスタイルを確立したい」との思いがあったそうです。
3種の鯛出汁ラーメンや締めにもぴったりの鯛茶漬けが味わえる
同店で提供しているラーメンは、「鯛塩らぁめん」「鯛白湯」「背脂鯛塩らぁめん」の3種類。
スープは鹿児島県阿久根市から直送で仕入れた鯛を使って作っており、3種類とも「鯛塩らぁめん」のスープをベースにしているそうです。
鯛白湯は、白湯を割って提供しています。また、鯛白湯は野菜も豊富にブレンドされているため、こってりした見た目以上にあっさりとした味わいに仕上がっているそうです。
お店一番の人気メニューは、「鯛塩らぁめんと鯛茶漬けのセット」。
鯛茶漬けは、ラーメンの残ったスープをかけていただくそうです。スープはしじみも使って作っているため胃にも優しく、締めにもピッタリです。
また、鯛茶漬けは鯛塩らぁめん以外にも、全てのラーメンとセットで提供されています。
魚の嫌な臭みがなく魚出汁が苦手な方からも好評
ラーメンを作る上で最もこだわっているのが、魚の嫌な臭みを消して鯛の風味をしっかり出すこと。そのために、力を入れているのが、魚の下処理です。
ラーメンといえばじっくり時間をかけて具材を煮込み、スープを作るイメージを持たれている方も多いかもしれませんが、魚出汁のスープは長時間煮込むと魚の臭みがでたり濁りがでたりするため、20分~25分程度の限られた時間で調理しなければならないそうです。
この限られた時間で鯛の風味を最大限に引き出すために、重要なのが魚の下処理です。丁寧に魚の下処理を行い作っている同店のラーメンは、魚出汁のラーメンが苦手な方からも「全然魚の臭みが無い」と好評だそうです。
魚出汁のラーメンが好きな方はもちろん、魚出汁のラーメンは苦手な方にもぜひ召し上がっていただきたい一品です。
麺にこだわり嬉しいカロリーオフを実現
同店のラーメンは「通常のラーメンに比べてカロリーが半分に抑えられている」のも特徴の一つ。その秘密は麺にあります。
「鯛塩らぁめん」「背脂鯛塩らぁめん」に、使用しているのは低糖質でありながら栄養価が高い全粒粉麺。「ラーメンは好きだけどカロリーが気になる」という方でも、安心してお召し上がりいただけます。
さいごに
「女性にも来ていただきやすいようなお店にしている」とオーナーが話すように、店内は落ち着いたおしゃれな雰囲気で女性も気軽に利用しやすくなっています。
実際に3〜4割が女性のお客様だそうです。
席はカウンター7席が用意されています。
宮崎ではなかなか味わうことができない「鯛出汁ラーメン」を食べに、ぜひ「真鯛らぁめん八十八YASOHACHI」さんに足をお運びください。
■店舗情報
店名:「真鯛らぁめん八十八YASOHACHI」
住所:宮崎市中央通り2-24 現代ビル1階
営業時間:【お昼】月・火・木・土・日11:30~15:00 【深夜】金曜日・土曜日25:00~4:30
定休日:水曜Instagram:宮崎/真鯛らぁめん 八十八 YASOHACHI(@ramen_yasohachi) • Instagram写真と動画