宮崎市にある「地鶏と酒とおばんざい 黒きち」さんをご紹介します。
2024年6月14日にオープンした地鶏料理店です。
撮影:studio marsh 沼口 紀男
オーナーさんは有名な地鶏料理店、「ぐんけい」と「地鶏炭火焼 粋仙」で長年働いており、その経験を活かしてこの度独立されました。完全予約制ではなく飛び込みのお客様でも大歓迎です。また、テイクアウトは行っていませんが、店内でしか味わえないオーナーさんこだわりの地鶏料理を提供しています。
地鶏を中心としたメニュー
店名の通り、メインは地鶏料理になります。
その中でも、オーナーさんイチ押しのメニューを3つピックアップしてご紹介します。
「地鶏炭火もも焼き」
日向備長炭で焼き上げる、薫香かおる一品です。西米良産の柚子胡椒が良いアクセントになっています。
「地鶏刺身三種盛り」
ムネ肉の昆布締め・砂ずりとえんがわ・ささみの三種の盛り合わせです。
それぞれ異なる食感で、鶏の旨味が堪能できます。宮崎の甘い醤油と薬味でお召し上がりください。
「地鶏炭火たたき」
たたきというと、ポン酢か醤油をつけて食べることが多いですが、同店ではオーナーさんが独自に調合したタレと薬味で提供されます。
おばんざいも提供しており、季節の野菜など時季の食材を使った、その日や週によって異なるメニューが楽しめます。今の時季は佐土原ナスを使った焼きナスなどを提供しています。
ドリンクは県内の焼酎やクラフトビール、レモンサワーなどを取り揃えています。
宮崎の食材へのこだわり
地元、宮崎県の食材を使うことにこだわっています。ごまや柚子胡椒などの調味料もほとんど宮崎県産。ごまは「みまたんごま」という三股町の金ごま、柚子胡椒は西米良村のものを使用しています。
ちなみに、ごまの中でも国産のごまは1%ほどしかなく、その中でも金ごまを作っているメーカーは希少とのこと。
オーナーさんは元々宮崎県の食材がお好きなのですが、宮崎県は全国的に見るとあまりスポットが当たらない地域なので、地元のお客様には宮崎の食材の良さを再認識してもらいたいという想いと、県外からの観光客にもその魅力を伝えたいという想いから、食材は宮崎県内のものを中心に取り揃えています。
前職を1月に退職されてから色々なものを食べ歩き、オーナーさんが一番美味しいと思ったものをチョイスしているとのこと。
「薬味たっぷり、炭火焼と平兵衛酢のお浸し」
店内について
オーナーさんは建築学部ご出身で、店内のデザインもこだわりを持って担当されています。
席はカウンター席のみの6席となっています。
特に椅子にこだわっており、西都家具さんに選んでもらったという徳島のメーカー製の椅子を使用しています。
座り心地がとても良いため、長時間の食事も快適に楽しむことができます。
撮影:studio marsh 沼口 紀男
友達同士やカップルでの利用はもちろん、カウンター席なのでお一人での来店にも適していますので、県外からの出張者の方なども気軽に立ち寄りやすい環境となっています。
撮影:studio marsh 沼口 紀男
今後のビジョン・さいごに
お客様とのコミュニケーションを大切にしており、将来的には食後の締めとして高千穂の釜入れ茶などを、ひとつひとつ説明しながら提供できればと考えているとのこと。
また、オープンしたてということで、これから更にスキルを磨いていき、お客様との会話を楽しめる余裕をもっと持てるようにしていきたいとのこと。
同店は地元愛のあるオーナーさんによる、宮崎の地鶏料理のお店です。
最新情報はInstagramにて発信されています。
地鶏を中心とした宮崎県の美味しい食材を堪能しに「地鶏と酒とおばんざい 黒きち」へ足を運んでみてはいかがでしょうか!
店舗情報
店名:地鶏と酒とおばんざい 黒きち
住所:宮崎県宮崎市橘通西2丁目6-7 コルティーレビル 1F
電話番号:090-1923-0265
営業時間:18:00-26:00
定休日:日曜日・月曜日
予約方法:InstagramのDMまたは電話
Instagram:https://www.instagram.com/ku.ro.ki.chi/