宮崎市にある「手作りぱんのお店 ゆきうさぎ」を紹介します。
15年続くパン屋で、バス停「郡司分山下」から徒歩1分の立地にあります。
家族経営で紡ぐ温かいパン屋
オーナーさんはパン職人歴約35年のベテランです。同店は15年前に完全独立という形でオープンし、現在はオーナー夫妻と娘さんの3人で経営されています。
特に印象的なのは、お店の名前の由来です。オーナーさんの娘さんの名前「ゆきの」さんに、可愛らしい「うさぎ」を掛け合わせたものだそうです。温かい家族の絆が感じられます。
娘さんがInstagramでの情報発信を担当し、新しいアイデアを持ち込みながら、週に2種類は家族で新商品の開発も進めているとのこと。試作を繰り返し、家族全員で味見をして合格となったものだけをお店に並べるというプロセスも、品質への徹底したこだわりが感じられます。
毎日売り切れる分だけを手作りで
同店のパンはすべて店舗内で仕込みから製造まで行われており、完全手作りとなっています。オーナーさんの経験と技術が詰まったレシピは、30年以上にわたるパン作りの経験に裏打ちされたもの。また、流行に影響されず、自分が美味しいと思うものだけを提供するというスタンスも同店が長年愛されている秘訣のひとつです。
一日の始まりはなんと午前4時過ぎから。6時のオープン時には、すでに15種類ほどのパンが焼き上がり、朝の一番人気である野菜サンドなどが飛ぶように売れていくとのこと!
時間帯によって販売しているパンが異なるため、常連さんは好きなパンが販売される時間帯を狙って来店されることも多いそう。
お客様の7~8割が常連さんという同店。しかし、宮崎市だけでなく、日南市や小林市といった地域からも訪れる人がいるほど、同店の評判は広がっています。
多様なパンを少量ずつ提供するスタイルも、お客様が飽きずにまた訪問したくなるポイントのひとつです。平日でも70〜80種類のパンを揃えており、どのパンも1種類につき10個前後しか作らないため、売り切れ次第終了となっています。
また、できたての味を楽しんでほしいという想いから、大量生産や冷凍保存を行わず、毎日売り切れる分だけを手作りで提供しています。
おすすめ商品
豊富な種類のパンがラインナップされている同店。その中からオーナーさんのおすすめ3つをピックアップしていただきました!
1つ目は「かぼちゃブレッド」です。
チーズとあんこが餡として入っています。農家さんから譲り受けたかぼちゃを活用することから生まれたこの商品は、現在では大人気商品のひとつ。基本的には清武のかぼちゃ農家さんから仕入れたかぼちゃを使用しています。
2つ目は「メープルブレッド」です。
カスタード生地にメープルのシートを練り込んだ、風味豊かな一品です。
3つ目は「チーズまんじゅう」です。
マーガリンは一切使わずバターのみを使ったサクッとした食感が特徴です。オーナーさん自らが生地の配合を行い、他にはない独自の味を追求しています。
さいごに
「みんなに幸せになってほしい。大きなことはできないので、せめて食べ物だけでも美味しいものを食べて幸せな気持ちになってもらいたい」と語るオーナーさん。この謙虚な姿勢と、誰かの笑顔を作るために一生懸命にパンを作る姿も、地域で長く愛される理由のひとつなのでしょう。
新鮮な美味しい手作りパンを買いに「手作りぱんのお店 ゆきうさぎ」へ足を運んでみてはいかがでしょうか!
店舗情報
店名:手作りぱんのお店 ゆきうさぎ
住所:宮崎県宮崎市東宮1丁目369(バス停「郡司分山下」から徒歩1分)
電話番号:0985-55-2202
予約:電話(InstagramのDMでの予約は不可)
営業時間:6:00~18:00(売り切れ次第終了)
定休日:月曜・第三日曜
Instagram:https://www.instagram.com/yukiusa__gi/