都城市に2024年5月にオープンした、「和洋料理 樹_ITsuki_」。
店主のこだわりが光る肉料理を中心に、魚・野菜など幅広い食材がメニューに並びます。
「時間を気にせず、のんびり寛げる空間」がコンセプト。
絶品料理と好きなお酒で舌鼓を打ちながら、カウンター越しに店主との会話にも花が咲きます。
食べてよし。飲んでよし。贅沢な空間で、幸福を味わうことができる大人のお店です。
メインにも、酒の肴にも。アラカルトで楽しむ絶品料理
同店のメニューは、昼夜ともに肉料理がメイン。
特に牛肉には力を入れており、都城で飼育されている中村牛、もしくは黒毛和牛のA5ランクを使用しています。
どれも絶品と評判のメニューばかりですが、店主のオススメは「和牛テールの切り身」。テールの骨周りについているお肉を削ぎ落とし加工しているので、他店ではほとんど食べることができない、手の込んだ逸品です。
もうひとつオススメとして挙げてくれたのは、「本日の赤身ステーキ」。その日ごとに厳選したモモもしくはウデの高級赤身を提供しています。肉そのものの旨味を味わうことができる至高の一品です。
好きな料理を好きなお酒で
同店は肉料理の他にも、新鮮な魚や野菜を使ったメニューが充実しています。
どれも都城市や宮崎県内で生産された食材が中心です。
人気の「彩り温野菜」は、農家さんから直接仕入れた無農薬野菜を使用しています。
食材を大切にすることをモットーとする店主。
仕入れた食材をみて、味付けや塩加減をその都度変えているそうです。
「美味しいものを食べていただきたい」という想いを込めて、最高の食材を、最高の一品に仕上げています。
また、料理はもちろんのこと、ビール・ワイン・日本酒・ウイスキー・焼酎…とお酒の品ぞろえも豊富。
店主自身、この料理にはこのお酒、というこだわりはないそうで、「好きな料理に好きなお酒を合わせて楽しんでほしい」と考えています。
ぜひ、その時の気分やシチュエーションに合わせて、お酒も楽しんでいただければと思います。
木をふんだんに使ったあたたかみのある店内
都城で一からスタートさせていくお店に、植樹してから何十年もかけて育てる木の姿を重ね合わせ、屋号に「樹」という字を入れたそうです。
「樹」の名前をまさに形にしたかのように、店内は木をベースにした落ち着く空間となっています。
特に目を引くのは、お客さんの顔をみながら料理やお酒を提供できるように設えたカウンター。宮城県産の欅(けやき)から切り出された一枚板を、贅沢に二枚継ぎして作られています。
席数はカウンターのみの6席。
お店のロゴにも使われている「瓢箪(ひょうたん)」とこの「六」の数字には、実は深い意味が込められています。
六つの瓢箪は、「六瓢=無病」として、昔から無病息災の縁起物。食べて健康、飲んで健康、を実現できるよう、お店作りの際にこだわったそうです。
体にいい食事を提供できるよう、鮮度抜群の食材を使用することはもちろん、調味料も無添加のものを使って調理しています。
・満席必至!お席はご予約が確実
連日多くのお客さまで賑わう同店。
来店されるお客さんの多くは、40〜60代のお酒を飲まれる方が中心です。
週末ともなると予約で席が埋まってしまうことも多いので、ご来店の際には事前予約が確実です。予約はInstagramのDMでのみ承っています。
また、基本はアラカルトでのご注文ですが、貸切やコースのご相談も可能となっています。事前にご希望日時の他、予算・アレルギーなどの確認をさせていただきますので、お早めにご連絡ください。
まとめ
高校教員から飲食店のオーナーに転身した、異色の経歴をもつ店主。
飲食の道を志してからは、大阪・沖縄・奄美大島・宮崎…と各地を渡り歩き、和食やフレンチ、韓国料理など、幅広く調理の技能を学んだそうです。
同店をオープンするにあたっても、お客さんに最高の状態でメニューを提供するため、牧場や酒蔵などへ直接足を運び、学びを重ねていらっしゃいました。
今後はこれまで携わってきた「教育」と「食」を掛け合わせ、食育にも活動を広げていく予定だそう。
生産者さんの想いであったり、調理の技能であったりを伝えていきたい、と夢を語ってくださいました。
これから益々人気のお店へと成長していくであろう「和洋料理 樹_ITsuki_」。
気になる方はお早めに足を運んでみてください!
■店舗情報
店名:和洋料理 樹_ITsuki_
住所:宮崎県都城市中町1-2羽木ビル1F
営業時間:昼11:30-14:00(売り切れ次第終了)
夜18:00-22:00
定休日:不定休