新鮮な海の幸が楽しめる、鈴之家旅館をご紹介します。
家族でバトンを受け継ぎながら経営を続けてきて、100年近い歴史を持つ同店。現在のオーナーで、4代目になるそうです。
かつおの一本釣り漁の漁獲量日本一を誇る宮崎県。
同店は目の前が目井津港という最高のロケーションにあり、新鮮なかつおが味わえます。
漁は2月の中ごろ頃から始まり、カツオの群れを追いかけながら北上していくそうです。漁船が再び漁港に戻ってくる11月頃になると、漁港にずらりと漁船が並んでいるそうです。
近くの建物では、カツオの競りも行われるそうです。
味変も楽しめる人気の「鈴之家定食」や海の幸がたっぷり乗った「海鮮丼」
漁港の近くにあるということもあり、メニューは海鮮が中心。
なかでも人気なのが、「鈴之家定食」です。
メインのかつおの漬けに、お刺身、小鉢3品、漬物、みそ汁、ご飯がセットになっています。
さらに、かつおの漬けは味変も楽しめるようになっています。
「最初はそのままで食べていただき、次にかつおをご飯の上に乗せて楽しんでいただき、締めは出汁をかけてお茶漬けとしてお楽しみください」とのこと。
一品で3つの味が楽しめるのは嬉しいですね。
他にも、海鮮がたっぷりと乗ってさまざまな海鮮を一度に味わえる海鮮丼など、多彩なメニューが用意されています。
また、時期によっては伊勢海老や美々鯵(びびあじ)フェアを近隣の飲食店と一緒に行うこともあるそうです。
美々鯵とは目井津港で水揚げされるブランド鯵です。3〜6月が旬の時期となっています。
親子で作り上げた、お店自慢の「漁師の丼タレ」
お店で漬けに使用しているタレは、「漁師の丼タレ」としてフーデリーやボンデリスなどでも販売中。
お店の味を自宅でも楽しむことができます。
こちらのタレは、オーナーのお父様である先代が開発したものです。ただ、当時は目分量で作っていたため、「漁師の丼タレ」を作るにあたって先代とオーナーで正確な分量を調整しながら仕上げていったそうです。こうして親子の合作によって、「漁師の丼タレ」は誕生しました。
「漁師の丼タレ」は魚はもちろん、肉や野菜などとも相性抜群で、さまざまな料理が楽しめます。
例えば、唐揚げの下味をつける調味料としても使えますし、余ったお刺身などをそのまま丸一日漬け込んで片栗粉で揚げると美味しいお酒のおつまみにもなるそうです。
また、お好みに合わせてポン酢を加えるだけで、簡単にかつおのたたきのタレも作れます。
インスタでも「漁師の丼タレ」を使った料理を随時更新していくとのことなので、インスタもぜひチェックしてみてください。
さいごに
今後は「漁師の丼タレ」をより多くの方に手に取っていただけるように、どんどん広めていきたいとのこと。
「日南を中心に”漁師の丼タレ”を誰でも知っているようなタレにして、人づてにどんどん広まっていけば嬉しいです」とオーナー。
通信販売の準備も着々と進んでおり、近日中に全国どこからでも手軽に「漁師の丼タレ」を購入できるようになる予定です。
「味には自信がある」という、お店自慢の「漁師の丼タレ」。お店で、自宅で、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。
なお、同店では予約は受け付けていないため、店舗に行く際は予約の問い合わせはせずにお越しください。
■店舗情報
店 名:鈴之家旅館
住 所:宮崎県日南市南郷町中村乙4898
電話番号:0987-64-0015
営業時間:11:15〜14:00(L.O. 13:30)
定休日:第2・第4木曜
Instagram:https://www.instagram.com/suzunoya0015?igsh=bHoxNHRuMXlwOGp1