おいしい総菜やお弁当が食べられる「別府とり天しらしんけん」を取材しました。
2023年10月25日にオープンした同店は、店名にもなっているとり天のほかにも惣菜や弁当を販売しています。
11時オープンから14時まで、お昼休みを挟んで16時から19時までと長い時間営業しているため、ランチや晩御飯の惣菜などに重宝するでしょう。
店主の是松さん(写真:右)はもともと大分県別府市出身で、調理師免許・栄養士免許を持っている食のプロです。
退職を機に、友人が住んでいた日向へたびたび訪れていたことやさまざまな巡り合わせの結果、別府とり天しらしんけんをオープンさせました。
「地元である別府は、とり天発祥の地なのでその味を広めていきたい」
そんな店主の強い気持ちが、店名である「しらしんけん」に通じています。
しらしんけんとは、大分弁で「一生懸命」という意味で、一生懸命お店を繁栄させたいという気持ちの表れです。
日向市にいながら大分県本場の味が楽しめる!ジューシーなとり天やお弁当
別府とり天しらしんけんの店舗や料理は、全て手づくりでできています。
店舗の内装も店主自身の手で1つずつ丁寧に作り上げ、提供している料理も冷凍食品や冷凍野菜、カット野菜などは一切使用していません。
あんこ1つとっても、小豆を煮るところから始めるなど、とても手の込んだ料理が楽しめます。
店主の出身地である大分県には、ご当地グルメも多く、その中でもとり天を店名に入れています。
とり天のほかには、鶏めし・手羽先・もつ煮込みなど、多彩な料理を堪能できる点が魅力です。
16時からは揚げたての惣菜を販売しているので、夕食にもう1品欲しいという人におすすめです。
期間限定の料理やスイーツ、ドリンクも提供予定とのことなので、今後に注目しましょう。
外せない!イチ押しおすすめメニュー
惣菜以外にも弁当やスイーツなど、幅広い料理を提供している同店。
中でも「おすすめしたい!」というメニューをご紹介します。
まず1つ目は、店主自慢の「とり天」です。
皮を取り除いたもも肉にしっかりとした味をつけて、たまごたっぷりの衣で揚げています。
大分県が誇るご当地グルメであり、昭和からソウルフードとして親しまれている料理です。
そんな魅惑的な料理を宮崎県にいながら食べられるのは、別府とり天しらしんけんの大きな魅力といえます。
とり天特有の食べ方である、かぼすを搾って食べるとお酒のおつまみとしてもぴったりです。
2つ目は「鶏めし」です。
鶏めしも大分県の郷土料理として知られていて、鶏肉・ごぼう・にんじんなどを炊き込んでいます。
ふわっと香ばしい香りは食欲をそそり、とり天との相性もバツグンです。
とり天と鶏めしがセットになった丼やお弁当など、楽しみ方いろいろで選ぶのが楽しくなりますよ。
3つ目は「田楽みそ」です。
惣菜やお弁当ではなく、田楽みそをお目当てに来店する方も多く、いろんな料理に使えますよ。
ご飯のお供に便利な田楽みそは人気商品なので、一度は食べてみてください。
可愛い天使のとりのイラストが特徴的な店舗で、店内にはずらっと常時10種類程度の惣菜やお弁当が並んでいます。
惣菜やお弁当の予約は、基本的に来店・電話での予約のみです。
InstagramやTikTokもありますが、DMでの依頼は受け付けていないとのことなので、多く注文したいという場合は早めに連絡し、依頼しましょう。
揚げたてのとり天が食べたい!という際は、16時からは店主が揚げたての商品を提供しているので狙い目です。
そのほか、事前に電話で予約すると揚げたてのものを用意してくれますよ。
さいごに
同店が提供している惣菜は、とり天100g330円、手羽先500g780円とたっぷりの量を手頃な価格で食べられます。
鶏めしやその他のお弁当などは日替わりなので、その時々で気になる料理を食べてみてはいかがでしょうか。
「今後は大分県の料理を全国に広めていきたい」と店主は語っています。
たくさんの人に自慢の料理を食べてもらうため、店主はメニュー開発に励んでいます。
季節の料理もあるので、ぜひお近くに行った際は立ち寄ってみてください。
◆店舗情報
店名:「別府とり天しらしんけん」
電話番号:070-8900-9634
営業時間:11:00〜14:00、16:00〜19:00
定休日:日・月