宮崎市にある「mocha bakery」を紹介します。
2025年4月18日にオープンしたパン屋です。
おもちゃ箱をひらいたようなワクワク感を、パンで届けたい
「mocha bakery」という店名は、“おもちゃ箱のようにワクワクするパン屋さんにしたい”という想いから名づけられました。店名の「mocha(モチャ)」は、「おもちゃベーカリー」というコンセプトにちなんだ造語で、「おもちゃ」の「もちゃ」という響きをもとにしています。
店内には、まるでおもちゃ箱をひらいたかのような、見た目にも楽しいパンや焼き菓子が並び、その一つひとつにオーナーさんたちの遊び心と感性が詰まっています。
宮崎出身のオーナーさんたちは、福岡の専門学校時代からの友人同士で、これまでもそれぞれ異なるパン屋で経験を積んできたそうです。「いずれは自分たちのお店を」と語り合っていた夢を実現する形で、ついにふたりで同店をスタートさせました。
パン屋をはじめ、居酒屋など様々な飲食店を訪問し、刺激を受けながら、自分たちが「本当におもしろい」「やってみたい」と思えるアイデアを一つひとつカタチにしていったというおふたり。パンだけでなく、空間づくりや接客のスタイルにもそのこだわりが現れています。
お店の場所は、病院やオフィスが多いエリアに位置し、ランチタイムや仕事帰りにふらっと立ち寄りやすい立地。駐車場も完備されており、車での来店にも便利です。
メニュー
店内には常時30種類ほどのパンが並んでおり、甘い系からおかず系まで幅広くラインナップされています。
たとえば、宮崎名物をアレンジした「チーズぱんじゅう」は、チーズ饅頭をイメージして作られた一品。ほかにも、宮崎のサツマイモを練り込んだパンや、餃子ぱんといったローカル色の強い商品も並びます。
イチオシは甘酒を使った食パン。麹のまろやかな甘みがほんのり感じられる食パンで、どんな食事にもよく合うシンプルで奥深い味わいです。サイズは1.5斤型で、ずっしりと満足感のあるボリュームです。
週末限定で登場するベーグルも注目メニューのひとつ。プレーンやチョコレートなどの定番3種に加え、サーモン×クリームチーズのサンドベーグルも提供されています。
パンと並んで人気の焼き菓子も、季節に合わせてラインナップが変わります。現在はレモンや抹茶のパウンドケーキ、イギリスの伝統菓子ヴィクトリアケーキ(ラズベリージャムとバタークリームを挟んだ、しっとりしたケーキ)などがラインナップされています。
さらに、平日限定で提供されているサラダは、ナッツや豆なども入った具だくさんのサラダとなっています。ドレッシングも手作りで、今の季節はシーザードレッシングと玉ねぎドレッシングの2種から選ぶことができます。
手づくりの温かさが感じられる、やさしい空間
お店の内装は、業者さんと相談しながらオーナーさんたちが一緒に考え、イメージを形にしていったもの。木の温もりを感じる明るくナチュラルな色合いをベースに、おもちゃ箱のような世界観を表現しています。
また、パンづくりだけでなく、お客様との対話や接客も大切にしたいというオーナーさんたち。厨房にこもるのではなく、直接お客様とコミュニケーションをとれるこの場所で、「パンを通じた出会い」も楽しみにしているそう。
お客様の声に耳を傾けながら、日々の営業に反映していく柔軟さとあたたかさも、同店の魅力のひとつです。
さいごに
パンづくりへの情熱と、お客様とのふれあいを大切にしたいという想いが詰まった「mocha bakery」。そのコンセプトは、“遊び心”と“地元愛”をベースに、食べる人の心をふっと軽くしてくれるようなやさしさに満ちています。
宮崎の素材を活かしたパン、季節ごとに変わるメニュー、そして心のこもった接客。訪れるたびに新しい発見があるこのお店は、まさに日常の中のちいさな冒険。
まずは一度、ふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。きっと、お気に入りのパンが見つかるはずです。
同店の最新情報はInstagramにて発信しています。
店舗情報
店名:mocha bakery
住所:宮崎県宮崎市清水3丁目2-21
営業時間:9:30~17:30(なくなり次第終了)
定休日:火曜日・第2、第4水曜
駐車場:あり
問合せ:InstagramのDM
Instagram:https://www.instagram.com/mochabakery/
ホームーページ:https://mocha-bakery.com/

